おこめ

水と大地と技術の共生
美しい山々に囲まれ、田んぼを豊富な水が満たしています。さらに、ブナの天然森が広がる大地から、養分をたっぷり含んだ湧水が田んぼを潤します。そして代々受け継ぐ、勤勉な農家の人々の栽培技術。
これらの要素が、おいしい山形の米を支えているのです。
山形のお米 おいしさのひみつ
村山盆地はおいしい米作りに最適な立地条件といわれる盆地型育成環境となっています。
稲作に最も大切な時期、7月から9月にかけては晴天の日が多く、日中は気温が高く、夜間は涼しいという気温差の大きい気候です。さらに出穂後の気温もほぼ理想的な温度で推移するため、光合成が盛んになります。これらの条件が良質なお米の生育には最適な気象条件となっています。
→【食味ランキング「22年連続 特A」】


お米の栄養価
お米の歴史
お米を主食とした日本型食生活
お米の品種
大石田の米
節減対象農薬の使用状況

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新米みたいにおいしい!みちのく雪むろ米
◆◆◆稲の栽培カレンダー◆◆◆

カントリーエレベーター
★お米は食べても太らない★
お米を食べると太りやすいと思われているかもしれませんが、これは大きな誤解です。お米などに含まれる糖質は優先的にエネルギーとして消費されるので太る原因にはなりません。また、ご飯は、お米にたっぷりの水分を含ませ炊き上げたものなので、量の割にはエネルギーが低く、ダイエットには効果的な食べ物です。
お米には糖質のほかにも様々な栄養が含まれています。筋肉や内臓などをつくる良質のタンパク質をはじめ、ビタミンミネラルなどの栄養素もふくまれています。さらに最近の研究では食物繊維と同じ機能を持つ成分が含まれていることもわかりました。

★豊富なビタミン・ミネラル★
茶碗1杯分のご飯の栄養を身近な食品に例えてみると・・・
カルシウム・・・プチトマト3個分
・・・とうもろこし1/3本分
ビタミンB・・・さやえんどう12枚分
食物繊維・・・レタス1枚半分
マグネシウム・・・アスパラガス5本分
亜鉛・・・ほうれん草1/2束分
ビタミンE・・・ゴマ小さじ8杯分

ご飯(精白米)1杯分(150g)の栄養価
エネルギー 蛋白質 脂質 糖質 繊維 カルシウム マグネシウム 亜鉛 ビタミンB1 ビタミンB2
252kcal 3.75g 0.45g 55.65g 0.45g 4.5mg 0.15mg 10.5mg 0.9mg 0.03mg 0.015mg

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★稲作の起源は約7000〜1万年前★
稲はもともと熱帯地方の植物で、原産地はメソポタミア付近、東南アジア、サバンナ地帯のどこかだろうと言われています。
稲作が始まった経緯は明確にはなっていませんが、現在発見されている栽培種では揚子江下流の河姆渡(はもと/ カボド)遺跡から出土したものが最古で7000年前のものになります。

★日本への伝来★
中国では福建米という、肥料をやらずにおくと赤くな る赤米という米があり、これが日本米の起源であるといわれています。
日本にはインドのアッサムや、中国・雲南の山岳地帯に始まった稲作が縄文時代に伝わったとされていますが、そのルートについては諸説があります。
『朝鮮半島を経て西日本に上陸した』とか『北九州の対馬を越えて直接海を渡ってきた』とか『台湾経由での島伝いにきた』など様々な説があげられています。複数ルートで伝わったのではないかとも言われています。

★山形県の稲作★
山形県での稲作は明治10年代から近代化が始まり、昭和初期には反当り収量が全国平均を大きく上回るようになりました。
明治26年に余目町の阿部亀治氏が育成した品種「亀の尾」が良質美味の米として全国に普及しました。この「亀の尾」はその後も多くの品種改良の交配母体とされています。「はえぬき」「どまんなか」「コシヒカリ」なども「亀の尾」がルーツとなっています。
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★三大栄養のバランス★
食事の栄養バランスを見る指標として、「PFC熱量比」があります。
「P」は蛋白質、「F」は脂肪、「C」は炭水化物を表し、この三大栄養素がどのような割合で摂取されているかを見るのが「PFC熱量比」です。
蛋白質が12〜13%、脂肪が20〜30%、炭水化物が57〜68%が理想的なバランスとされています。

(単位%) P(蛋白質) F(脂肪) C(炭水化物)
理想 12〜13 20〜30 57〜68
日本(2001年) 13.2 28.8 58.0
アメリカ(1988年) 12.3 45.4 42.3
イタリア(1985年) 12.1 44.5 43.4
理想のPFC割合を100とすると、左図のように日本はほぼ理想の食生活であることが分かります。アメリカ、イタリアはともにF割合が高く、C割合が不足しています。
このようにお米を主食とした日本型食生活は人間の健康に最も望ましいものではないかと、世界の栄養学者から評価を得ています。
欧米型の食生活は、総摂取カロリーが増え過ぎて過食状態になりがちです。欧米諸国での循環器系の病気の多さはこの食生活が原因ではないかと言われています。近年、世界では日本型食生活に注目し評価を得ていますが、日本では徐々にこのPFCバランスが崩れはじめ、欧米型の食生活に近づきつつあります。日本料理の原点である、ご飯を中心とした「一汁三菜」の食生活を心がけ、健康的な食生活を目指しましょう。
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お米の品種はたくさんありますが、JAみちのく村山では主に下の6品種を中心に出荷しています。

品種来歴

★つや姫★
平成22年にデビューした新ブランド米です!
「つや姫」の一番の特徴は、なんといってもその「美味しさ」です。代表的なうま味成分であるグルタミン酸やアスパラギン酸がコシヒカリよりも多く含まれています。
平成22・23年は、「つや姫」ブランド化戦略実施本部が認定する技術の高い生産者により、特別栽培米を中心とした栽培方法で生産されます。

★はえぬき★
山形県のオリジナル水稲奨励品種。食味ランキングで22年連続の特A評価を得ています。
山形県立農業試験場庄内支場が「庄内29号」と「あきたこまち」を交配し、最高の食味、安定収量と、絶対的な品質の高さを狙った「ユメのコメ」として10年の歳月をかけて研究・育成しました。
粘りが強くしっかりした歯ごたえが特徴です。香りもよく、米が持つ独特の甘味もあります。

★あきたこまち★
お米の実る時期が早い早稲品種で、「コシヒカリ」と「奥羽292号」を交配し、昭和59年に秋田県農業試験場で育成されました。
コシヒカリと比べると小粒で、ソフトな口当たりで、粘りが非常に強く食味がよい品種です。

★ひとめぼれ★
平成3年に宮城県の古川農業試験場において,「コシヒカリ」と「初星」を交配して,「ひとめぼれ」が育成されました。
光沢が美しく,ひとめぼれするようなお米という事で命名されました。良食味で粘りが強く,香りも良いお米です。冷めてもおいしいのでおにぎりやお弁当にも向いています。

★コシヒカリ★
昭和31年に「農林22号」と「農林1号」とを交配して福井県農業試験場で誕生しました。
米粒が揃って大きく、良食味で粘りが強いというのが特徴です。炊いたご飯には光沢があり、香りも良く、良質米として人気と実力を誇ります。

★ササニシキ★
宮城県古川農業試験場で昭和38年に「ハツニシキ」と「ササシグレ」を交配して誕生しました。
さらりとしてあまり粘らず上品でやわらかいのが特徴です。寿司飯には最適で、お寿司屋さんから特に高い評価を得ています。
栽培が難しく生産技術の高い農家しか栽培しなくなり希少価値が高くなっています。
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◆◆◆稲の栽培カレンダー◆◆◆
3月



種もみを選ぶ 種もみを塩水に入れます。実がみっちり入っている種もみは沈むので、沈んでいる種もみを選びます。
消毒 病気にかからないよう、種もみを薬品などで殺菌します。
芽出し 種もみにほどよい水分、温度、酸素を与えて発芽させます。
4月





播種(種まき) 苗を育てるため、良い床土の入った専用の箱(育苗箱)に均一にまきます。
育苗 苗は苗代やビニールハウスで育てます。
田おこし 田んぼの土を掘りおこして土に酸素を吸わせ、肥料を混ぜます。
5月

















代かき 田植えの前に田をよく耕して水を張り、土の表面を平らにします。この「代かき」によって土の深さがそろい、肥料がまんべんなくゆきわたり、水はけのバランスもよくなり、稲がすくすくと育つ条件が整います。
田植え 苗が12cmくらいに育ち、葉が3〜4枚出てきたら、田んぼに苗を植えます。列の間は約30cm、株と株の間は約15cmにします。乗用の田植え機なら1日に2ヘクタール(2万平方メートル)は植えられます。
水管理・雑草を取る・追肥 田植えをしてすぐは、小さな苗を寒さや雨・風から守るため、水を深めにします。梅雨の頃は苗の分げつ期なので、雑草を抜いたり肥料を追加します。分げつ後は1週間ほど田の水を抜きます。
害虫やスズメに備える
稲の病気は? 代表的なのが、イモチ病です。穂が出て実るまでの間、病気の出やすい気温で曇りがちだと、カビの仲間が原因で起きることがあります。稲の葉や穂や茎に斑点が出て、枯れてしまうことがあります。
害虫から稲を守る為、農薬をまきます。日本の農薬を使う基準は世界一厳しく、使う量や濃さや回数が細かく決められています。
穂が出るとスズメがもみをついばみに来るので、田んぼにテープを張りめぐらせたり、カカシなどで撃退します。
9月









稲刈り・脱穀
来年の為の
種もみって
いつ取るの?
稲刈りの2〜3週間前、穂に青みが残っているうちに、健康そうな穂を選んで刈り取ります。陰干しにし、もみを穂からはずして保管しておきます。
穂が出てから40〜50日経ち、稲穂が黄金色に色づいてたれてきたら刈り取ります。コンバインは刈り取りと脱穀(もみを穂からはずすこと)を同時にすることができ、稲の葉や茎はバラバラにして田んぼにまいてくれます。
もみの乾燥・もみすり・袋づめ 脱穀したもみは、カントリーエレベーターやライスセンターなどに運ばれます。もみの乾燥、もみすり(もみから殻をはずすこと)をし、玄米を袋づめにして保管、出荷します。
11月 来年に備える 田んぼは休眠に入ります。土の様子を見て、肥料をやるなど来年に備えます。
◎田んぼの役割を知ろう◎
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